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如月さんの発言は冗談とも取れる。


「本気なら……先ず裸になってもらえます？」


さすがに見ず知らずの男の前で
簡単に裸とはいかないだろう。


「ぁッ、そうですね。疑いも晴らして
頂きたいですし」

「そ……そうそう。他に商品を隠し持って
いるかもしれないですしね」


如月さんが裸になるきっかけが舞い込んだ。


「確認してください」


如月さんは椅子から立ち上がると
脱いだ服を一枚一枚俺に手渡す。