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掟破りな恋をしよう。

第3章 彼と共に、恋を知る。








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3F:設計部署フロア





「水波さんっ。」


「何なに。どしたの?」



水波さんはキーボードを打つ手を一旦止めると
私の方へと顔を向ける。





「神咲さんが、明日提出の書類は俺の机に置いとけって
言ってました。伝言です。」

「りょーかいっ。
わざわざ伝えに来てくれてありがとね。
ついでに、後輩をこき使わず自分で言えって
千尋に伝えといて。」



「ふふっ。伝えときます。」







水波さんと神咲さんって
同期だからってこともあるんだろうけれど
ほんと仲良いよなぁ……。




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