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「やったー！！！」
解説を聞き、私たちのチームが脱出成功だったことがわかった瞬間、みんなで喜びを爆発させた
その後の説明も聞き、すべてが終わった

「お姉さん、すごすぎます！！ほんとにお二人と同じチームでよかったです！ねえ、拓人！」
「ほんとですよ！俺ら実は今まで成功したことなくて…今日が初脱出成功なんです！お二人のおかげです！ありがとうございます！」
拓人さんと麻由さんが私たちに感謝を伝えてくれる
「俺は別に何も…、これは彼女、玲佳ちゃんのおかけですよ！」
悠輔くんは私を見ながら言う
「いやいや…たまたまですよ…」
私はどんな顔していいかわからず、下を向きながら答える

「またご一緒できたら嬉しいです！ありがとうございました！」
麻由さんと拓人さんは笑顔で手を振ってくれて会場をあとにした

「玲佳ちゃん、マジですごいよ！よくわかったね！」
「いや…なんていうのかな…こうしたらいけるのかなってパッて思いついたことを言っただけだから…。最後以外は全然役に立てなくて悠輔くんにも助けてもらったし」
「そんなことないよ！ほかのところもできてたじゃん！玲佳ちゃん、脱出成功なんだからもっと喜ぼうよ！ね！」
「うん！」
悠輔くんが笑顔で言うからつられて笑う
私はホントに悠輔くんの笑顔には勝てないね