
Our Destination
第11章 届いてしまった、微かな香り
「玲佳ちゃん、好きです。大好きです。これから俺のそばにいてくれませんか?俺と付き合ってくれませんか?」
悠輔くんと脱出ゲームに行った帰り、脱出成功の祝勝会として飲みに来て、告白をされた
「えっ…?ほんとに…?」
「ホントだよ、玲佳ちゃんの彼氏になりたいんだ。ふたりでいろんなことをして笑っていたいんだ」
「信じられないよ…」
私の目から思わず涙が溢れてしまう
「あっ…ごめん…泣かせるつもりはなくて…。迷惑だよね…、いきなり飲んでるときに告られても困るよね…ごめん…」
「いや、そういうわけじゃないよ…」
「ごめん…忘れて…せっかく楽しかったのに…」
悠輔くんは誤解してしまったようで、申し訳なさそうな顔をしていた
そうじゃないの、悠輔くん、違うの…
「俺が余計なことを言ったから…」
「悠輔くん!違うの!」
「玲佳ちゃん…?」
「イヤなわけないよ!迷惑なわけないよ!そんなこと思うわけないよ!お話ができなくて、挨拶ぐらいしかできなかったときからずっと好きだった人に告白されて嫌なわけない!」
「えっ…」
「私、悠輔くんが好きなの…、ずっと好きだったの…。だからイヤなんかじゃないよ…?」
優しく微笑みながら伝える
悠輔くんもきっといろんなこと思いながら私に伝えてくれたんだよね…
だったら私も言わなくちゃ
悠輔くんと脱出ゲームに行った帰り、脱出成功の祝勝会として飲みに来て、告白をされた
「えっ…?ほんとに…?」
「ホントだよ、玲佳ちゃんの彼氏になりたいんだ。ふたりでいろんなことをして笑っていたいんだ」
「信じられないよ…」
私の目から思わず涙が溢れてしまう
「あっ…ごめん…泣かせるつもりはなくて…。迷惑だよね…、いきなり飲んでるときに告られても困るよね…ごめん…」
「いや、そういうわけじゃないよ…」
「ごめん…忘れて…せっかく楽しかったのに…」
悠輔くんは誤解してしまったようで、申し訳なさそうな顔をしていた
そうじゃないの、悠輔くん、違うの…
「俺が余計なことを言ったから…」
「悠輔くん!違うの!」
「玲佳ちゃん…?」
「イヤなわけないよ!迷惑なわけないよ!そんなこと思うわけないよ!お話ができなくて、挨拶ぐらいしかできなかったときからずっと好きだった人に告白されて嫌なわけない!」
「えっ…」
「私、悠輔くんが好きなの…、ずっと好きだったの…。だからイヤなんかじゃないよ…?」
優しく微笑みながら伝える
悠輔くんもきっといろんなこと思いながら私に伝えてくれたんだよね…
だったら私も言わなくちゃ
