
Our Destination
第3章 変わらないはずの日々で、動き出す歯車
そのあと、小林くんが頼んだ串の盛り合わせも届き、お酒を飲みながら話した
「だってさ、ホントっぽい噂だとしても彼氏としては信じたくないじゃん!いくらそんな噂があったとしても実咲はそうじゃないって思いたいじゃん!」
「たしかにそうだね、大切な彼女さんだもんね…」
「それがさ、バイト忙しいって嘘ついて、実咲は散々男とやりたい放題ヤッてて、学校以外は浮気相手とすることしてさ…そんなのありえないじゃん…」
「そのとおりだよね…」
私には話しやすいと思ってくれたのか、小林くんが思ってることを話してくれていた時、小林くんが頼んだビールを持った愛花ちゃんが近づいてきて
「ビールお持ちしました」
「あっ、ありがとうございます」
「あの、変なことお聞きしますが斎藤実咲さんの話ですか…?地元が北海道の…」
愛花ちゃんが突然小林くんに尋ねる
「あっ、そうですけど…」
「やっぱり…あの人…私の実家の近所に住んでました」
「えっ…?そうなんですか…?」
「はい…なんかすみません…盗み聞きみたいなことしちゃって…でも、なんか聞いてて黙ってられなかったというか…」
愛花ちゃんの顔が真剣な顔というよりは怒りに満ちた顔に変わったように見え、私は思わず声をかける
「だってさ、ホントっぽい噂だとしても彼氏としては信じたくないじゃん!いくらそんな噂があったとしても実咲はそうじゃないって思いたいじゃん!」
「たしかにそうだね、大切な彼女さんだもんね…」
「それがさ、バイト忙しいって嘘ついて、実咲は散々男とやりたい放題ヤッてて、学校以外は浮気相手とすることしてさ…そんなのありえないじゃん…」
「そのとおりだよね…」
私には話しやすいと思ってくれたのか、小林くんが思ってることを話してくれていた時、小林くんが頼んだビールを持った愛花ちゃんが近づいてきて
「ビールお持ちしました」
「あっ、ありがとうございます」
「あの、変なことお聞きしますが斎藤実咲さんの話ですか…?地元が北海道の…」
愛花ちゃんが突然小林くんに尋ねる
「あっ、そうですけど…」
「やっぱり…あの人…私の実家の近所に住んでました」
「えっ…?そうなんですか…?」
「はい…なんかすみません…盗み聞きみたいなことしちゃって…でも、なんか聞いてて黙ってられなかったというか…」
愛花ちゃんの顔が真剣な顔というよりは怒りに満ちた顔に変わったように見え、私は思わず声をかける
