
Our Destination
第5章 期せずして訪れた、ふたりきりの時
何が喜んでもらえるかわからず、ありもので作ることにして、あまり時間をかけないように手際よく作る
つくってる間、テレビを見ていた悠輔くんが
「お、すげえいいにおいする…」とつぶやいてた
そんな姿を見て、いろんな想像が頭に浮かぶ
お付き合いしてたらこうやって部屋に来てもらって料理作ってあげるのかな…
美味しそうって言いながら食べてくれるのかな
料理はお口に合うかな…
いろんなことが頭をよぎる
そんなことを考えつつ冷蔵庫に入っていて使おうと思っていたイカとホタテの貝柱をつかってオイルパスタとこれも冷蔵庫に入ってた鳥セセリともやしの炒めものを20分ほどで作った
「悠輔くん、ご飯できたよ!」
「あ!ほんと?ありがとー!」
できた料理をテーブルに運ぶと
「うわ!すげえおいしそー!ずっといい匂いしてたしお腹空いちゃったよ…」
「お口に合うといいんだけど…」
「いただきます!」
悠輔くんは、本当にお腹が空いてたのか勢いよく食べ始めたけど、一口入れた瞬間に手が止まった
"えっ、手が止まった…?もしかしておいしくかかった…"
そう思ったときだった
「えっ…、これめっちゃうまい…。このパスタの味すごい好きだし、このお肉の炒めものもめっちゃうまい…すごいね、玲佳ちゃん…」
「ほんと…?悠輔くんの手が止まったから美味しくないのかと…」
不安そうな顔で悠輔くんを見つめていた
つくってる間、テレビを見ていた悠輔くんが
「お、すげえいいにおいする…」とつぶやいてた
そんな姿を見て、いろんな想像が頭に浮かぶ
お付き合いしてたらこうやって部屋に来てもらって料理作ってあげるのかな…
美味しそうって言いながら食べてくれるのかな
料理はお口に合うかな…
いろんなことが頭をよぎる
そんなことを考えつつ冷蔵庫に入っていて使おうと思っていたイカとホタテの貝柱をつかってオイルパスタとこれも冷蔵庫に入ってた鳥セセリともやしの炒めものを20分ほどで作った
「悠輔くん、ご飯できたよ!」
「あ!ほんと?ありがとー!」
できた料理をテーブルに運ぶと
「うわ!すげえおいしそー!ずっといい匂いしてたしお腹空いちゃったよ…」
「お口に合うといいんだけど…」
「いただきます!」
悠輔くんは、本当にお腹が空いてたのか勢いよく食べ始めたけど、一口入れた瞬間に手が止まった
"えっ、手が止まった…?もしかしておいしくかかった…"
そう思ったときだった
「えっ…、これめっちゃうまい…。このパスタの味すごい好きだし、このお肉の炒めものもめっちゃうまい…すごいね、玲佳ちゃん…」
「ほんと…?悠輔くんの手が止まったから美味しくないのかと…」
不安そうな顔で悠輔くんを見つめていた
