
Our Destination
第5章 期せずして訪れた、ふたりきりの時
「というか…もうこんな時間か…」
時計を見ると20時を過ぎていた
部屋に来たのが18時くらいだったし、愛花ちゃんの話は30分くらいだったから、私1時間も一人で泣いてて、その間ずっと何も言わずに悠輔くんは待っててくれたんだ
「ホントだね…ごめんね…待っててくれてたんだもんね…」
「それはいいんだけど、玲佳ちゃんも迷惑じゃない?こんな時間まで俺がいたら…」
「そんなことないよ、迷惑なわけないよ、私のために待っててくれたんだよ…?」
「それは俺が勝手にしたことだしさ…」
「悠輔くん、嫌じゃなかったらご飯作るよ!この時間だし、お腹空くよね?」
「いや、それは流石に迷惑かけちゃうよ…」
「迷惑なんかじゃないよ…?お礼に作らせてほしいの…」
私を思ってここにいてくれたんだから、せめてお礼はしなくちゃ
「わかった!じゃあお願いするよ!」
悠輔くんはソファに座り待っててくれた
時計を見ると20時を過ぎていた
部屋に来たのが18時くらいだったし、愛花ちゃんの話は30分くらいだったから、私1時間も一人で泣いてて、その間ずっと何も言わずに悠輔くんは待っててくれたんだ
「ホントだね…ごめんね…待っててくれてたんだもんね…」
「それはいいんだけど、玲佳ちゃんも迷惑じゃない?こんな時間まで俺がいたら…」
「そんなことないよ、迷惑なわけないよ、私のために待っててくれたんだよ…?」
「それは俺が勝手にしたことだしさ…」
「悠輔くん、嫌じゃなかったらご飯作るよ!この時間だし、お腹空くよね?」
「いや、それは流石に迷惑かけちゃうよ…」
「迷惑なんかじゃないよ…?お礼に作らせてほしいの…」
私を思ってここにいてくれたんだから、せめてお礼はしなくちゃ
「わかった!じゃあお願いするよ!」
悠輔くんはソファに座り待っててくれた
