
Our Destination
第1章 緩やかに崩れだす、穏やかな日々
悠輔が学食を出ようとした時、声をかけられた
「小林くん、おはよー!」
同じ学科の真希ちゃんだった
向かいには真希ちゃんと仲のいい望月さんもいた
「あっ…真希ちゃんか、おはよ。望月さんも一緒だったんだね、おはよ。」
「おはよう、小林くん」
望月さんとは挨拶する程度の関係だった
「小林くん元気ないね、なにかあった?」
真希ちゃんが尋ねてきた
雰囲気で分かっちゃうのかな…
「まあ、いろいろね…。授業の準備あるしそろそろ行くわ」
「うん、わかった…」
そのまま学食をでた
真希ちゃんには悪いことしたけど、言えるわけないよな…
そして望月さんは何も言わず真希ちゃんとのやりとりを聞いているだけだった
一人講義室まで歩く
「やっぱり浮気してたんだな、実咲は」
さっきにごした言葉をまた小さくつぶやいた
このとき、悠輔は気付いていなかった
このあと起きる出来事で関係が変化していくことに…
「小林くん、おはよー!」
同じ学科の真希ちゃんだった
向かいには真希ちゃんと仲のいい望月さんもいた
「あっ…真希ちゃんか、おはよ。望月さんも一緒だったんだね、おはよ。」
「おはよう、小林くん」
望月さんとは挨拶する程度の関係だった
「小林くん元気ないね、なにかあった?」
真希ちゃんが尋ねてきた
雰囲気で分かっちゃうのかな…
「まあ、いろいろね…。授業の準備あるしそろそろ行くわ」
「うん、わかった…」
そのまま学食をでた
真希ちゃんには悪いことしたけど、言えるわけないよな…
そして望月さんは何も言わず真希ちゃんとのやりとりを聞いているだけだった
一人講義室まで歩く
「やっぱり浮気してたんだな、実咲は」
さっきにごした言葉をまた小さくつぶやいた
このとき、悠輔は気付いていなかった
このあと起きる出来事で関係が変化していくことに…
