無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

玲佳の家で小林くんの元カノの真実を愛花から告げられた
あまりにも最低な過去を聞かされ、正直私もありえないとは思った

「おかしいよ、こんなの！」
「そうでしょ？私間違ってる？ねえ！」
真実を知った後、声を荒げた玲佳
あんなに感情をむき出しにした玲佳を見たのは初めてだった

「冷静になれないから帰ってほしい」
玲佳の言葉を聞いて、小林くん以外は帰ることにした
周りを考えて普段あんなことを言わない玲佳が言った意味を考えたら帰るしかなかった
小林くんは玲佳が心配で残るとのことだった

玲佳の部屋を出て、私は愛花とふたりで帰っていた
「真希さん、玲佳さん大丈夫ですかね…」
「大丈夫だよ、玲佳は少し頭を冷やしたいだけだろうし…。 それより愛花は大丈夫？言いたくなかった話でしょ？」
「そうですね…あまり言いたい話ではありませんね…」

愛花の話した話の中で、小林くんの元カノは愛花のお姉ちゃんと一緒に愛花の彼氏を寝取った挙げ句、自分たちのセフレにして愛花の部屋の隣にある部屋に連れ込んでたというのだ
そんな、間違いなくトラウマな過去を小林くんのために言ったのだ

「だよね、頑張ったね、愛花」
「はい…」
愛花の表情は曇ったままだった