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気づけば店に入ってから2時間半が経っていて、食べ物も食べ終わっていた

「玲佳ちゃん、もうこんな時間だけど大丈夫？」
「あっ…ほんとだ…ごめんね、付き合わせちゃって…」
「いや、俺はいいんだけど…夜遅いから危ないなと思って…」
「え…？大丈夫だよ…、ここから私の部屋まで5分くらいだし」
「だとしてもさ…」
近いとは言え、玲佳ちゃんに何かあったら嫌だからな…
こんな時間まで付き合わせて申し訳ないや

「ホント大丈夫だよ？」
「俺、部屋まで送るよ！」
「えっ…？いや、それは…迷惑でしょ…？」
「そんなことないよ？何かあったら嫌だし…」
「でも…」
「危ないから送る！待ってて？会計してくるね」
「あっ、悠輔くん…」
急いで会計を済ませる

「玲佳ちゃん、いこ？」
「う、うん…」
「ごちそうさまでしたー！」
店を出て、歩き出そうとしたときに

「悠輔くん、あの…今日のお会計…」
「大丈夫！とりあえず帰ろ？遅いからさ…」
「いや…でも…」
「今日、俺に付き合ってくれたお礼だと思って？」
「いや、それは私の方こそだし…」
「とにかくいこ？」
「うん…」
玲佳ちゃんの部屋まで、一緒に歩いた