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歪んで、壊れてしまえばいい。【R18】

第3章 幼馴染の独占欲


八千代から腕を引かれ、よろめきながら学校を目指す。

あまりの強引さに少々困惑はしたが、八千代はいつもの笑顔を浮かべるので深くは考えないようにした。

学校に近づくにつれ辺りから強い嫉妬の視線と、私ではなく八千代に向けられる羨望の眼差しを感じる。

まぁこれはいつもの事だ。

この誰をも魅了する存在感と顔立ちは校内だけでなく、この辺りでは有名だ。

そして毎日のように手を繋ぎ登校する私に周りが黙っているわけがない。

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