テキストサイズ

彼の愛は重い鎖のようで、

第2章 友達の定義


というか、歩く度に下半身から何かが流れるような不快感はどうしたものか。

昨日、ゴムも何も装着せずにヤってしまったのは私の不注意でもあった。

そりゃあ童貞はゴム用意してないよな。
童貞はそんなことまで頭回らないよな。

そんな考えに行き着く。

だからこそ一輝ばかりを責めるつもりはないが、あれはさすがにないだろう。

嫌だと言う私を押さえつけ無理矢理ことに運ぶなんて。


「はぁー。もう。」


それでも許そうと思えるのは私が一輝に甘いせいなのか。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ