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沙也加said






龍はいつもニコニコ笑っていて・・・優しかったのに・・・。







全く笑わない・・・冷たい顔。








全てが凍り付いた。









１年の時・・・龍と湊がやくざと喧嘩をした時・・・スッゴイ怖い顔してたって噂・・・私は信じられなかったけど・・。








今ならわかる。









考えてみたら湊とHしたのはその辺のトイレとか・・・カラオケとか・・・ホテルさえも行った事は無かった。









「いいか？・・・あんましつこくしてるとお前ー・・マジ最強にウザいぜ？」










最強にウザい。










龍は私の上から退き・・・机にそのまま座った。








凍り付いてる私の方をじっと見て・・・。








「言い過ぎたとかは思ってねーよ！・・・ただーー・・早く気づいてほしかっただけ！」







何が？？・・・・。







涙が零れそうだった。









「お前普通に可愛いんだから！！・・・・そんな安売りすんな！・・・価値が下がるッ・・・」








そう言って私の頭を撫でて・・・・。








理科室を出て行ってしまった。