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Forbidden love~大好きになりました

第2章 転機







・・・・・・。








嘘・・・。






私は目の前に出された紙をじっと見つめ何度も目を擦った。






「もういい加減にしなさい。父さんが話をしておいたから明日ここに行って軽い面接をしてもらいなさい!」







・・・・・・。







厳格な父。








きっと言い出したら撤回はしないだろう。








でもっ!!!








「ここは嫌!!」








私は顔を上げて紙を突き返した。








「瑠衣!!!!この話を断るならここから出て行きなさいッ!!」









父親もそう言い返してきたッ・・・・









まぁ・・・。









23にもなってこんなニート・・・・。








確かに・・・って感じだけど・・・・・!!!









でもここはぁーーーーっ!!!!








父親に言い返そうと思い私も立ち上ると・・・・。









「瑠衣・・・・もう貴方の新しい家も決めてきたから!・・・・ここを出なさい(笑)」










えっ・・・・。









横から母がお茶を置きそう言ったのだ。










まさかの・・・親が娘を追い出すって・・・・・。










嘘でしょッ?!











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