テキストサイズ

雨の贈り物

第4章 純へ

俺たちは大学に戻ると純と美奈を呼び出す。

「どうしたのか?」

純の問いかけに俺はニッと笑って言った。

「純、忘れてゴメン!誕生日おめでとう!」

そう言ってプレゼントを差し出す。

「え?ええ?」

俺と同じようにプレゼントを差し出した相沢さんに美奈は純と同じように目を白黒させた。
戸惑いつつ、俺からプレゼントを受け取った純と相沢さんからプレゼントを受け取った美奈。

「「開けても良い?」」

2人が同時に聞き、俺と相沢さんは同時にゆっくり頷いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ