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Nectar

第4章 意識

任務完了!

最後に着替えて部屋を出た。

愛梨「遅かったね…」

ギクッ…

蓮「ん?あ~…洗面所の鏡見てたらカッコ良過ぎて見とれてた(笑)」

(愛梨「…気持ち悪い。」

グサッ…

心に深い傷をおったけど…

何とか大丈夫っぽい。

あっという間に愛梨が作った料理がテーブルに並ぶ。

お洒落に盛られたパスタにサラダ…

蓮「これ何?」

愛梨「チキンのハーブ焼き。あっ、香草系いける?」

綺麗に並んだチーズに生ハム、オリーブの塩漬まで…

蓮「うん。愛梨…料理出来たんだ?」

愛梨「は?作れって言ったのあんたじゃん!」

確かに言ったけど…

ここまで出来るなんて思ってなかった。

愛梨「だいたいずっと1人暮らしなんだから料理ぐらい出来なきゃ生きていけないから。それより早く食べよ!」

唖然と料理を見ていた俺に対し、ワインに夢中の愛梨。

強烈な視線を感じながらコルクを抜く…

愛梨「今日は特別にパパのお気に入りのワイングラス~♪」

ずいぶんとご機嫌だけど…

そのちょっと変わった形のワイングラス。

“パパのお気に入り”なんて言われると凄く気を遣うんですけど。

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