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先生の秘密

第2章 ◎危険な夏休み

――――――――…………
「…………きっ!」
…………あれ…?
「…野崎っ、……野崎?」
あたしを呼ぶ声がする。ぱちっと目を開けてみると視界にドアップで飛び込んできたのは……
早瀬先生。
「……わっ…」
「野崎…大丈夫か?ごめんな。本当ごめん…」
先生に謝られてる。
なんで…?
あ、そうか足つっちゃって…
「ごめん野崎……」
本当に落ち込んだ様子の先生。
あたしはやっと状況を把握して口を開いた。
「先生、大丈夫だよ。謝らないでよ。先生は何も悪くないじゃん」
「俺が、目離したから…。水ムリなお前1人残して…。ほんと悪い」
本当に落ち込んでるみたいだ。

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