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先生の秘密

第2章 ◎危険な夏休み

野崎 心。
大きくて澄んだ目、筋の通った鼻、きれいな唇。ぷっくりした頬っぺた。華奢で白い体。可愛い声。
漫画みたいな女の子だけど、俺はすべてがツボすぎて不覚にもそいつに惚れてしまった。
俺は教師。野崎は生徒。
ダメなのはわかってる。でも思うんだよ。
ダメって、どうしてダメなのか。どうして教師が生徒に恋をしちゃいけないのか。
ダメじゃないだろ、と開き直った俺はこれからアタックしまくろうと考えている。
教師を辞めさせられてもいい。どうしてもあいつが好きだ。どうしても手に入れたい。
だから野崎、これから覚悟しろよ?
早く…早く俺のモノになってくれよ。

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