Secret2
第4章 男の園での最初の事件
「・・・直樹も・・・無理に力任せに手出したって言ってたし・・・お前に非はないだろ?」
・・・・・・・。
クラブのスタッフさん達って・・・女の人のこと・・・どう思ってるのかな・・・。
道具だって・・思ってる人も中には居るのかな・・・。
私は何も言えない・・・。
少し・・・不審に思ってしまった・・・。
幾らなんでもあんな事言われる覚えはない・・・・どんなに謝られても・・・許せない・・。
暫く黙って・・・カウンターに座ってた・・・。
涼も何も言わなかった・・・。
すると・・・涼の携帯が鳴った・・・。
「あーーーーっ!もしもし??・・・あぁ・・そっか・・わかった・・・はーいーーーっ!!」
涼は電話を切って内ポケットに携帯をしまう。
「・・・・いいよ??・・・行って??・・・私も・・もう少ししたら・・戻るんで・・・。」
「・・・ね、なんかさーーーー、今日他人行儀じゃない??どうしたんだってッ!!」
「・・・何もないよ・・・」
「・・・最近、話してなかったし・・・」
「いいのっ・・大丈夫だから・・・マスター・・ごめんなさい・・今度・・払うから(笑)」
「あーーっ・・いい、いい!!そんなの(笑)・・大丈夫かな??解決した??」
「あ・・、ん・・少し落ち着きました・・・。ありがとうございます・・また来ます・・。」
私はそそくさと店を出た・・。
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