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Secret2

第5章 仲間






「・・・あのなーー・・・たかがって思うかもしれない・・でもーー簡単じゃないっ!!・・そこまでするんだから・・・成果はあって当たり前だ!!・・・今までやってきたスタッフ達はそんな講習はなかった・・違反の生徒さんのバイトもそうそう居ないし・・・。みんな実践で覚えてるんだ・・。でも分からない・・どうしても見たいならちゃんと覚悟して来い・・・今日はもう終わりにする!!」





皆シーーンとし・・・涼を見つめた・・・。






「結城、オフィス戻ってコーヒー飲も(笑)」








涼は笑って私の腕を掴んだ・・・





講堂を出てエレベーターへ・・・気持ち早歩きだった・・・





「涼さんっ!!」後ろから声が聞こえ・・・一緒に振り返ると・・・さっき涼に掴まれた男の子だった。





「・・・あのっ・・さっき・・・すいませんでした!!」







その子は私たちの前に来ると頭を下げた・・・。







「・・・・結城に謝れーーーっ!」涼は言った。






「・・結城さん・・マジ・・すいませんでした!!」






「あ・・あの、そんな・・」




「俺・・・最近指名全然もらえないし・・・予約入っても・・盛り上がらなくって担当枠から外されるし・・・どうしたらイイか分からなくって・・・」




「・・・はぁ・・お前さ・・次の講義・・出るの??」






涼は言った。




「・・・・出たいけど・・・5ランクアップは・・・」




「・・・何階の・・チーフ誰??」





「湊さんのチームです・・・。」






湊君ッ?!






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