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Secret2

第7章 流れ着く者






講堂に着き・・。






私は直ぐに健二君と拓海君に引き渡された。






「違反を起こしたスタッフさん・・・北海道移動らしいっすよ??」




健二君がパイプ椅子に腰掛け言った。





「・・・・そうなんだ・・・」





「女性は・・・42歳・・・大手企業の社長夫人だったんだけど今回のこと・・旦那にもバレて離婚だって・・・」





私を挟む様に反対側に座ったのは拓海君。





「・・・・でも・・スクールで働く方を選ぶなんて・・・・」





健二君が言う。







働く方とか・・・講習するスタッフがいるフロアーにくるとか・・・。





まだ私には状況が読めない。






「・・・なかなかいないっすよ・・・噂ですけどーー・・・なんか・・結構・・・キッツイらしいっすよ??」





「・・・キツイ??・・・性格が??」







私は健二君を見て言った。




「・・・いや、見た目が・・・・(笑)」






はいっ??そういう問題なのっ??






(笑)






「健二君ーーーっ(笑)それは関係ないんじゃ・・・」








私が言うと・・・。






「いやいや、俺ら若手にはかなりかかわってくる問題っすよ(笑)」







拓海君が笑う・・・。







え・・・・????







どういう意味????






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