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Secret2

第7章 流れ着く者






すると・・・ドカっ!!ドアがまた開き・・・





「・・・・いつまでも寝てんじゃねーーよ!!もうすぐ客がここ使うぞ??出てろ!!」





達也が私にタオルを当て・・・脚を拭いてくれた・・・・。





「・・・・」





「・・・掃除しとくから・・・行ってろ・・・・」





・・・・・なにコイツ・・・・





私は目をこすって・・・応接室から逃げ出した・・・・。





・・・・なんなのっ??・・・・





私はその場で座り込んだ・・・・・






するとガヤガヤ・・・・講堂から皆が出てきた・・・・。






「あ・・結城さんーー(笑)どうしたんっすか??大丈夫ですか??」





健二が走ってきた・・・。




「・・・ん・・大丈夫・・・」






私はゆっくり立ち上がった・・・。





「なんか顔色悪いっすよ??・・・・気分悪いですか??」






皆は流れるように・・・エレベーターに乗っていった・・・・。






立ち眩みが・・・





「・・・・・ん・・少し・・・」






私はまたしゃがみ込んだ・・・。





すると・・・中から・・涼とバスローブに身をまとった村田さん・・・淳が出てきた・・・・。






私は下を向き・・目をそらした・・・・。







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