Secret2
第15章 面倒な事
新人美優は・・・翌日も・・・その次の日も・・・・。
出勤の日は毎日・・・涼を見つけてはくっつき・・・涼に冷たくされても怒られても・・・
その強さは買う・・・。
でも私はそんな姿を毎日魅せられ・・・また・・体重が落ちていくのがわかった・・・。
「はぁぁぁーーーー・・・・」デスクに顔を付け・・大きなため息・・・。
「・・・・どうしたーーー??って・・まぁ・・分かる気もするけどーー(笑)」
淳は椅子を転がし私のデスク前でコーヒーをすすった・・・。
「んーーー・・・・なんかさぁーー・・すっごく疲れるんだよね・・・」
「(笑)・・・俺も見てるだけで疲れるし・・・」
「でもさぁー・・昨日なんてさ・・・ランチ一緒に行ってたんだよ??」
「涼とあの子??」
「んーーー・・・まぁ・・何もないのはわかってるんだけどさ・・・・」
「勝手に付いてっただけだろ??」
「ん・・・・あーーあ・・・淳ーーー・・」
「んーー??」
「もう直ぐさぁ・・・クリスマスじゃない??」
「あーー、そうだよな??お前クリスマスパーティー何着んの??」
「さぉー・・・・」
もう世間は・・・。
クリスマス一色・・・。
銀座の街もイルミネーションが綺麗に光ってるのに・・・。
「はぁ・・・。」
私は日々疲れ顔のお菊人形・・・。
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