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Secret2

第17章 正体






「あの・・・」





「貴方は・・・私とは全く真逆・・・(笑)・・・皆に愛され・・カメラマンの妻・・白金の一戸建て・・・。そして・・・・・このクラブではスタッフに好かれ・・・・特別扱い(笑)私は・・・涼さんが諦められなかった・・・・。急にまた・・・惜しくなった・・・」





「ちょっと・・・何で私のこと・・・・」




「都合が良かった・・・(笑)・・・貴方のストーカー君は・・・・クスクス・・・・ネットで知り合ったのよ??色々教えてくれたわ・・・クスクス・・・」





・・・・この声・・・・





ストーカーッッ??






私は一歩後ろに下がった・・・・。






「クスクス・・・・結城さん・・・最近イタ電・・・ない??(笑)(笑)」






「・・・・貴方・・・だったの???」





私は少しづつ・・村田さんから離れた・・・・





次第に・・・皆が異変に気づきだし・・・・






「わぁーー・・・!!ナイフ持ってますよ!!」






隆太が騒ぎ出した・・・





「うるさいっ!!」村田さんは声を荒げ・・・






その声に気づいた涼とお兄ちゃんは走ってこっちに来た・・・。





「おいっ・・・何してるっ!!!」





この人の目的って・・・・・。





「ここに・・・入り込むために・・新人さんを誘惑した(笑)」




「・・・・・嘘・・・・」




「涼さんは・・・苗字も住所も変わったからなのかしら・・・私に気づいてはくれなかったわね(笑)そして・・・オフィスにはいないはずの女性スタッフ・・・。」




「・・・・・」





「橘結城・・・・(笑)」






・・・・・・





「毎日彼らの送り迎え・・・。一緒に過ごし・・一緒に笑う・・・。人気上位の男性を独り占めして・・・。」




「・・・・・」





「どんどん憎たらしくなって・・・・殺したいって・・・本気で思った・・・。」





・・・・





ジワジワと・・・村田さんが近づき・・・・私の顔を覗き込んだ・・・。







「ね・・ここの人・・何人と寝たの??・・・クスクス・・・」







・・・・・・ッ????








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