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Secret2

第17章 正体






「結城に近づくなっ!!」涼の声が響いた・・・。





「貴方たちは・・・結局見た目判断!!・・・性高級クラブッッ?!・・・違うわ・・・女の気持ちに付け込み・・金を儲ける・・ホストと一緒じゃない!!」




「違うっ!!」





私は声を裏返して言った。




「貴方はそう思うかもね・・・(笑)幸せだから・・・」




「村田さんだって・・・ここで働いてわかったでしょ??皆・・・真剣よ?その辺の男よりも・・皆女性の気持ちを勉強したり・・会員様に向き合い・・遅くまで・・頑張ってる・・・でもね・・私たち女が・・恋しちゃうの凄くわかる・・・」




「・・・・・・・」





「だって・・それだけ皆格好いいもん・・・村田さんだってだから恋したんでしょ??」




「それが目的よっ・・ここの人は・・・」




「違う違う!!・・そんなんじゃないっ・・皆彼女もつくらず・・若い子達はプライベートでエッチする相手もいないしッッ??キスも相手はいつも模型・・我慢してるのは女だけじゃないっ・・・」




「・・・・・・・」




「男が・・何年もちゃんとエッチしてないってどう??凄くない?甘えたくても・・そういう女性だっていない・・・でも・・会員の女性は居るじゃない・・・それでも皆頑張って・・続けてるのよ??20代の・・ヤリたい盛りが・・仕事外でしてないんだよ??」






「・・・・・あのぉ・・・そんな・・連呼されると・・・(笑)(笑)」





健二がボソッと言った・・・。






「・・・・はっ・・・」





私は振り返って・・皆を見ると・・少し皆笑いを堪えてた・・・。





この期に及んで笑うなぁぁッ!!!!!







(笑)









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