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Secret2

第2章 要注意な新人








ネクタイをして・・前で話をする涼を見て・・






格好いいとドキドキしてる私はかなりの不純ッ!!/////





なーーーんてっ(笑)






「会社のしくみー・・まずはそこからねーー・・」






しくみねっ!!





そこ気になるッ!!






私が前のめりになると・・大聖君が笑って私にもマニュアルを見せてくれた。






「うちの会社は皆も知ってるとは思うがー・・・」








うちの会社は日本を代表する大手企業OH。







金融や不動産、飲食業界ファッション業界・・色々な業界に子会社としてこの会社のOBが次々と会社を設立。






今や都内にも大きな都市には必ずあるその看板。







マニュアルを見てると・・・






美佳の会社も・・・子会社だったんだ・・。







だから融資を・・。







そこには知ってる会社ばかり。







「そのなかでもこの会員制クラブは会社の軸で・・そしてここのスタッフ・・特にこの銀座本社のスタッフは会社の花形・・・」






へぇー・・。







「給料はー・・最初に聞いたと思うけど頑張り次第でどうにでもなる(笑)年俸制で最初は皆同じスタートだけど次の年からは大きく差が出る・・」






そんなに??






「給料は年明けにそのフロアーのチーフと受付と社長と直接面談した後に決定しー・・その金額で納得なら更新、納得できないようならー・・辞めてもらいます(笑)」







交渉なしかッ・・







「涼さんって年俸幾らなんですかねー・・・」






大聖君が言った。







年俸・・・(笑)






「さぁー・・・(笑)」






涼のお金事情に関しては・・・(笑)






きっと想像を超えていると思うから・・・。







考えないようにしていた。















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