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Secret2

第20章 全ての卒業




「だって超嫌がってるし・・(笑)紳士ならそれ以上止めた方がいいんじゃないっすか?」


「結城!!・・・お前何やってんだよッ!!!」


涼が凄い勢いで言ってきた・・・。


涼の登場に大阪の二人は静かに去っていった・・・。

「・・・あ・・えっと・・・」


「さっきの二人に・・しつこく誘われてたんですよーー??」

お兄さんが言った。


「・・・マジか・・・ごめん・・一緒にいるって言ったのに・・・」


「・・・(笑)ダメですよ??そんなに可愛い子放っとくと・・危ないですよ??」

「・・・あ、さっきの・・二人に・・言ってくれて・・助けてくれたの・・・」


私は涼に言った・・。


「それは・・・お手数かけちゃって・・すいません・・。ありがとう・・!!」


「(笑)・・・一人で・・寂しそうにしてたから・・・構ってあげてくださいよ??」


涼はジッと私を見て・・・笑った・・・。


「あぁ・・・・ありがとう・・・(笑)・・・結城・・行こ??」

涼は私の手を握って・・


私は振り返ってお兄さんに笑って会釈・・・・・。

人ごみの中肩を抱いて・・


「・・ごめんな??怒ってる??」


涼が耳元で言ってきた・・。


「・・ううん・・いじけてた~ッ・・・」


「(笑)・・ごめんごめん~ッ!!!」


奥に着くと・・皆が席を真ん中に空けてくれた・・・・・。



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