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Secret2

第20章 全ての卒業




「次の店貸切じゃねーし・・変なのも多いからなーー・・(笑)一応行くって言っといたから、VIPは空けといてくれるって言ってた(笑)」


淳が言った。



「クラブかぁー・・・あんまクラブとか行かないからなー・・・」


私はしょんぼりした・・。



「お嬢様はおとなしく部屋で寝とけよ・・(笑)こっちはナンパして楽しんでるから・・・」


達也の意地悪な言い方がやたら耳につく・・。


「行くもん!!・・お嬢様じゃないしっ・・」


「あーーー・・もう、達也~ッ挑発すんなって・・・結城は寝てろって・・(笑)そんなに遅くならないから・・」


「・・・いいーー・・行くっ・・端っこで大人しく飲んでるからぁ・・・」


「うぜーな・・来るなってことなんだよ(笑)少しは男だけで飲ませろよ??」


・・・・ムカツクーーー!!!・・・


さっきまで仲間ーーーとか優しく言ってたくせに!!!


「・・・・ムーーッ・・分かったよーーじゃぁナンパして楽しめばいいじゃんかーっ!!」


私は席を立ってトイレに向かった・・。


もぉーー何なの??あのムカつく感じーー・・・。



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