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あなたに逢えて

第2章 始まり

登校中

「弘多、昨日は…その…」
「うん?」
「ありがとね」
「…いぇいぇ」
ポンポンと頭を優しく撫でると顔を赤くする梓
「いゃ~まさかね…女子と2人で登校なんて初めてだな~」
「え!?」
「ホント。それにこんな可愛いコだしなぁ…俺我慢できるかわかんねぇ(笑)」
「?」
「まぁ…梓はそうゆうの無いか(笑)」
ムッとほっぺを膨らまして
「何が!?」
と聞いてきた
「梓はまだシた事無いもんな~」
「?」
「え、ガチでわかんないの?」
「うん」
「…そっかぁ」
なんだかほっとしている
「えっあれって品川さんと長嶋君じゃない!?」
「えっ!?2人って付き合ってんの?」
同じ学校の制服きた女子高生が騒いでる
「あはは(笑)変な噂たっちゃったりして」
梓を見ると下をうつむいている

そういえば…校舎から落ちてきたんだっけ…

昨日の出来事を思い出した

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