え?元アイドルのお従兄ちゃんがわたしのクリフェラ係ですか!?
第12章 背徳の法悦に乱されて
「お従兄《にい》ちゃ……どうして」
「母さんには承諾をとったよ。今夜からおれも、しーちゃんのクリフェラ係だ」
「夕謡《ゆうた》、は……」
燈多《とうた》はそれには答えず、薄く微笑んでわたしの頬に手を添えた。
「かわいそうに……こんなに発情して。おれが慰めてあげるからね」
そのまま首筋を撫でられると、背筋がきゅうんと切なくなった。
燈多の手が少しずつ下へ降りてきて、やがて胸の頂点の近くを掠める。
「お従兄ちゃん、やめて……」
「どうして? こんなに苦しそうなのに」
「お願……、ふぁ……っ」
ネグリジェを押し上げる胸の尖りを、指先で押される。
「ん……っ、んふ、んぁん……っ」
指先をくるくると回されると、そこから甘い痺れが広がってゆく。
「いや……あ……っ」
「こんなに欲しがって……大丈夫、ちゃんと気持ち良くしてあげる」
燈多の手がネグリジェをたくしあげ、わたしの胸が露わになった。身をよじって逃げようとするけれど、その瞬間胸に走った快感に捉われてしまう。
燈多が、わたしの左の胸にくちづけていた。
胸の先端を舌先でれろれろと舐めまわされ、軽く歯を立て甘噛みされる。さらにはもう片方の胸を指先でくにくにと愛撫されて、わたしは声を我慢できない。
「あ……ああ、あはぁ……んっ」
(どうしよう――夕謡じゃないのに、気持ちいい――)
「母さんには承諾をとったよ。今夜からおれも、しーちゃんのクリフェラ係だ」
「夕謡《ゆうた》、は……」
燈多《とうた》はそれには答えず、薄く微笑んでわたしの頬に手を添えた。
「かわいそうに……こんなに発情して。おれが慰めてあげるからね」
そのまま首筋を撫でられると、背筋がきゅうんと切なくなった。
燈多の手が少しずつ下へ降りてきて、やがて胸の頂点の近くを掠める。
「お従兄ちゃん、やめて……」
「どうして? こんなに苦しそうなのに」
「お願……、ふぁ……っ」
ネグリジェを押し上げる胸の尖りを、指先で押される。
「ん……っ、んふ、んぁん……っ」
指先をくるくると回されると、そこから甘い痺れが広がってゆく。
「いや……あ……っ」
「こんなに欲しがって……大丈夫、ちゃんと気持ち良くしてあげる」
燈多の手がネグリジェをたくしあげ、わたしの胸が露わになった。身をよじって逃げようとするけれど、その瞬間胸に走った快感に捉われてしまう。
燈多が、わたしの左の胸にくちづけていた。
胸の先端を舌先でれろれろと舐めまわされ、軽く歯を立て甘噛みされる。さらにはもう片方の胸を指先でくにくにと愛撫されて、わたしは声を我慢できない。
「あ……ああ、あはぁ……んっ」
(どうしよう――夕謡じゃないのに、気持ちいい――)