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地味に甘い君

第9章 おでんと告白は冷めないうちに!

「///ヤマト君って――――…好きな人いる?」



僕の問いに――――…キョトン顔のヤマト君だが…


徐々に質問の意味が時間差で分かってきたらしく…


顔を真っ赤にして「いね~よ!」と強めに答える



「そっか――――…じゃ…頑張る」


「は?何に頑張るんだよ――――…それに、赤羽はモテモテだろ?」


「そうでもないの…ヤマト君知ってるくせに…

それに好きな人に――――…好きになってもらいたい…両思いになりたいって思うだろ?」



「へぇ――――…赤羽って意外にメルヘンなんだな…」



本当に――――ヤマト君に出会ってメルヘン村の住人になったよ…



「///でも、人を好きになったら…俺もそうなるかも――――…なったことないから分かんないけど」



///えっ――――ええぇ!


ヤマト君も恋愛見経験者?!


もしかしての――――…童貞?



――――な、訳はないか…ボクだって恋愛未経験者だけどエッチ未経験者ではないからね…


「童貞じゃないけど――――ってやつ?!」




「///あっ、ええ、あっ、///俺は、そ…その…経験は――――……無い…」


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