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地味に甘い君

第9章 おでんと告白は冷めないうちに!

「///えっ――――ヤマト君!?童貞…なの?」


「///わっ、悪いかよ――――!」



悪くない!悪くないよ!!

むしろ嬉しい!?嬉しい――――!


女にも男にも汚されていないヤマト君!?僕は一気にテンションが上がった!


ズイズイッとヤマト君に躙り寄ると…目の前に正座した…



「///ヤマト君――――…僕ね…ヤマト君とは離れたくないんだ…」


「///お、おう…俺もだ…」


「///それってさ…アレに似てると思わない?」



「“アレ”――――?」



「そぅ…“恋”に…似ている」





「…は?“恋”――――って…あの…“恋”?」


僕はそっとヤマト君の頬に手を伸ばした――――…



「そ…僕は――――ヤマト君に“恋”をしてるみたいだ…」



僕はそっと囁くと…


ヤマト君を…見つめる――――…



「僕ね、ヤマト君が好きなんだ…だからね…

頑張る――――…ヤマト君が…僕を好きになるように…」



ヤマト君は一瞬…理解出来なかったのか…僕の目を見つめ返すけど――――…



やっぱり…時間差で理解したらしく――――…



凄く顔を真っ赤にして…焦っていた…



でもね――――…ヤマト君…


君の顔は拒絶じゃなかった…


驚いてたけど…拒絶ではなかった――――…だから、僕は頑張れると…


心から思った――――…







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