地味に甘い君
第25章 神頼み?!縁結び!?
赤羽が風呂に入っている間に…何処かに置いておこうと…思って。
俺は寝室のベッドの上に置こうか悩んでいた――――…と、その瞬間…
背中に視線を感じで思わず振り替える――――!?
「ヤマト君…な~に…コソコソしてるのかな?」
「///なっ!何でもねぇ!」
「何でもないって――――…その…手に隠したのな~に?」
ビクッと後ろ手に隠していたお守りを怪しむ赤羽に…俺は渋々…見せた。
「///え――――…これ…お守り?」
「///わ…渡すタイミングが…分からなくて…」
赤羽は俺の手に握られたお守りが2つだということも気がつき…嬉しそうに顔を輝かせた。
「///こう言うこと…する…ヤマト君…可愛い」
「///可愛く…ねぇ…」
「可愛い――――…もう…反則」
バカ…反則はお前の――――その、笑顔だ…
俺は2つ一緒になっていたお守りの1つを赤羽に渡した。
お揃いの緑のお守り――――…
縁が…ありますように…
すると――――
赤羽の唇が…俺の唇に重なる…
そして…
手にしていたお守りも…繋いだ手の中で…再び重なった。