地味に甘い君
第25章 神頼み?!縁結び!?
「えっ!?――――ヤマト君!」
そっぽを向いた俺に慌てた赤羽は俺に覆い被さりながらそっぽを向いた先に自分の顔を持ってくる!?
「ごめん――――…ヤマト君…こっち…向いて?僕を嫌いにならないで?」
赤羽はシュンとした顔で俺を見つめる…
――――嫌いになるわけ…ないのに…
真剣に俺を見つめる赤羽がだんだん…可愛く見えてきた…
「///プッ――――…可愛いから…許す…」
「///!」
許すと赤羽はパッと明るい顔を見せた。
――――だから…その笑顔…///ズルい…
俺は赤羽の頬に手を添えると…照れを隠すかのように笑って見せた。
赤羽の100分の1も俺の笑顔には価値はないと思うけど…
笑顔には…笑顔で返したくなったのだ。