
ねぇ、私に好きを教えて…?
第3章 オモイ思い想い
星羅ちゃんは
前より笑うようになった。
笑顔が増えた。
俺は仕事があるから会えるのは夜だけだけど
俺に会うのを楽しみに
リハビリをしているんだ、と話していた。
「星羅ちゃん、今日さ。ちょっと行きたいところあるからつきあって〜!どこに行くかは着いてからのお楽しみだけど。笑」
「えぇ!気になるじゃないですか。でもこんな時間に開いてるお店ってこの辺にありましたっけ…?」
「だーから内緒!!とりあえず車乗って♪」
今日はどうしても連れて行きたいとこがあって
現地まで星羅ちゃんには内緒で
連れて行くことにした。
「はい、到着〜。」
「…??
ここ、公園ですか??」
「いいからいいから!こっちに来てみて!」
「ちょ、早いですよ佐山さん!!」
「はい、上見上げてみて。」
「…上ですか?
うわぁ…、空一面星じゃないですか!」
「ここね、俺が小さい時によく来てた場所。
俺の秘密の場所、落ち込んでる時とか嫌なことあった時とか必ずここに来て空見上げてた。」
「綺麗ですね…。
こんな素敵な場所あるんですね。」
「俺ね、星羅ちゃんの名前知った時。
すごい良い名前だなって思った。
星みたいに綺麗で、上品な人だから。
でも星羅ちゃんを知っていって思った。
綺麗なのは心が綺麗だからだって。
誰よりも臆病で、泣き虫でさ。
だけどその分、誰よりも人の苦しみを知ってる。
星みたいに綺麗な心を持った星羅ちゃんと出会えて俺は良かったって思ってる。
…ってくさいな俺。恥ずかしい。笑」
「…そんな、くさくなんてないです。
初めてです。そう言ってもらえたの。
私、あの時転んだ時に。
助けてくれたのが佐山さんじゃなければ
今この世にいないと思います。
自殺未遂の時も
佐山さんが家に来てくれなかったら
私は死んでいました。
佐山さんのおかげで、また生きてみたいって思えるようになったんです。
ありがとうございます。」
前より笑うようになった。
笑顔が増えた。
俺は仕事があるから会えるのは夜だけだけど
俺に会うのを楽しみに
リハビリをしているんだ、と話していた。
「星羅ちゃん、今日さ。ちょっと行きたいところあるからつきあって〜!どこに行くかは着いてからのお楽しみだけど。笑」
「えぇ!気になるじゃないですか。でもこんな時間に開いてるお店ってこの辺にありましたっけ…?」
「だーから内緒!!とりあえず車乗って♪」
今日はどうしても連れて行きたいとこがあって
現地まで星羅ちゃんには内緒で
連れて行くことにした。
「はい、到着〜。」
「…??
ここ、公園ですか??」
「いいからいいから!こっちに来てみて!」
「ちょ、早いですよ佐山さん!!」
「はい、上見上げてみて。」
「…上ですか?
うわぁ…、空一面星じゃないですか!」
「ここね、俺が小さい時によく来てた場所。
俺の秘密の場所、落ち込んでる時とか嫌なことあった時とか必ずここに来て空見上げてた。」
「綺麗ですね…。
こんな素敵な場所あるんですね。」
「俺ね、星羅ちゃんの名前知った時。
すごい良い名前だなって思った。
星みたいに綺麗で、上品な人だから。
でも星羅ちゃんを知っていって思った。
綺麗なのは心が綺麗だからだって。
誰よりも臆病で、泣き虫でさ。
だけどその分、誰よりも人の苦しみを知ってる。
星みたいに綺麗な心を持った星羅ちゃんと出会えて俺は良かったって思ってる。
…ってくさいな俺。恥ずかしい。笑」
「…そんな、くさくなんてないです。
初めてです。そう言ってもらえたの。
私、あの時転んだ時に。
助けてくれたのが佐山さんじゃなければ
今この世にいないと思います。
自殺未遂の時も
佐山さんが家に来てくれなかったら
私は死んでいました。
佐山さんのおかげで、また生きてみたいって思えるようになったんです。
ありがとうございます。」
