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キャンプ❤️デート

第2章 本当のキャンプ❤️デート


ここ数ヶ月…


彼女はやたらキャンプの雑誌を買っていた


ドはまりしたのか、昔のから最新のまで…


しかし、彼女の趣味に興味のなかった俺は雑誌やキャンプの道具が増えていっても気にも止めなかった


しかし、今思えば――――…俺を計確定に殺す準備を彼女がしていたんだと…今さらながら納得している



――――――――…



「ええ、大丈夫――――…誰にも見られていないわ…


指紋だって…私は手袋していたしアイツにはあらかじめ色々触らせていたから…道具にはベッタリ――――アイツの指紋しか着いてないわ


大丈夫――――…私のも多少は着いてるわ…同棲していたんだから…私の指紋が一つも着いていないなんて…逆に不自然だって教えてくれてのは…貴方でしょ?」



俺は冷たい川に顔を沈めたまま…彼女の猫なで声を聞く――――…


流石に甘ったるい声に鳥肌が立ちそうだったが…


この鳥肌は多分――――…気のせい…







だって俺は、




すでに殺されているのだから――――…





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