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ドSメイドは基本普通の子

第11章 異国の美的感覚!?


それから毎日クリスさんはお店に来ては宮ちゃんを口説いた。


――――あれ?宮ちゃんグッタリしてる?



私は宮ちゃんに大平さんお手製のサンドイッチと紅茶を差し出した。


「///美羽…ちゃん…」


「いいよ、呼び捨てで――――…休憩室私たちしかいないから。」


スタッフルームには休憩中の私と宮ちゃんが並んで紅茶を口に運ぶ。


「///あの外人……勘弁して欲しい…」


「クリスさん?熱心だよね?」


サンドイッチを口に運ぶ宮ちゃんに、“可愛い”って今言ったら怒られそうなので黙っていた。



「///運命って――――…言われてたね?」


「は?なら、その運命は呪われてる!僕、男だよ!?」



――――あ…忘れてた…



「――――今…“忘れてた”って顔してた!そう言うときは無表情で対応してよ!」



――――ゴメン、ゴメン。



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