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ドSメイドは基本普通の子

第11章 異国の美的感覚!?


その後…普段通りにバイトを終えた私だったが――――…


いつも駅までベッタリ張り付いていた宮ちゃんの姿が見当たらない。



――――珍しいなぁ…今日は急用かな?だよね…毎回監視とかできないもんね!



「お?珍しいなぁ今日は一人で駅か?」


キッチンから顔を出した大平さんが心配そうに出口に向かう私に声をかけた。


「はい」


「送ってやりたい所だが…来月の感謝デー用の新作考えないといけないんだよ…」



――――べつに送らなくても大丈夫なのになぁ…


残念そうにしている大平さんに「大丈夫です。」と頭を下げると「お前…」と呆れられたしまった…



――――私…何か変だったかな?



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