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僕ら× 2nd.

第10章 …---… --Shu,Ar

~本條柊side~

今日から、アル彼女らの修学旅行が始まる。
行先は空路で約8時間の海外。
俺たちは彼女の見送りついでに、イチ(祐一朗)を学校まで送る。

その道中の会話。

「お前、デートのプラン調べて花野ちゃんに送るなら、ダミーも用意しとけよ。それか、アルラインで連絡しろ。年始の行き先に変装した辰巳がいたぞ」

どうも、アルと彼女とのラインは親父らに把握されている気がする。
覗き見&乗っ取り回避のためにアルが模して作成したラインなら、サーバーからアル管理だし安心じゃねぇか?

そう思って促してみた。

「仕方ねぇよ。お前らと同じように俺が作ったラインでやりとりなんかしたら、別の通信手段があるって探られちまう。花野とはバレバレな既存ラインでいいんだ。花野に変に思われねぇし、辰巳たちもヨシヨシって思うだろ?」

「わかってんならいいけど」

「そうだね。変に隠すより、それがいいと思うよ。誰がサーチしてくるかわからないし。だから、花野さんへの愛情表現はもう少し控えめに」と、イチもアルに意見した。

「俺はフツーだよ。草むらに連れ込みたくても我慢してるぞ?それに、何ったって門限あんだから」

「ああ、偉いねぇ…」

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