テキストサイズ

二人のキセキの物語 MN

第34章 クリスマスの二人6 ニノ



「・・・・・・」
「・・・・・・」

でも、その後 潤くんは何も言ってくれない

え?
今の・・・聞こえた・・・よね?


「終わったな・・・」
「・・・うん」

「帰るか」
「・・・うん」

潤くんのポケットから そろりと手を出す


何か言われるかな、って思ったんだけど
入れた時と同じように
そんなこと 何でも無いって顔で
潤くんが「さっみ!」って言いながら歩き出す




ストーリーメニュー

TOPTOPへ