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二人のキセキの物語 MN

第36章 クリスマスの二人8 ニノ



「あの・・・」

俺、何を言おうとしてんだろ
自分でもわかんない

でも、何か言わなくちゃ
今、言わなくちゃいけない気がする


「じゅんく・・」

ピンポーン♪
ピンポーン♪
ピンポーン♪


「・・・出れば・・・?」
「・・・うん・・・」


『まーくんごめん、今開けるね』

開錠キーを押してエントランスのロックを外すと
きっちり30秒後
ウチの玄関に まーくんがたどり着いた






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