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二人のキセキの物語 MN

第36章 クリスマスの二人8 ニノ


次の瞬間

ピンポーン♪

出し抜けに鳴ったインターホンに
二人とも悪い事でもしてたみたいにビクッとする


「あ・・・」

慌てて立ち上がり
インターホンのモニターを見ると
コートのフードに雪を乗っけたまーくんが映ってる


「まーくんだ・・・」
「・・・あぁ・・・」

潤くんは赤い顔で 下を向いて頷くだけ

今、すごく大事な瞬間だったような気がするんだけど
この空気を 断ち切っちゃいけないような気がするんだけど




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