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二人のキセキの物語 MN

第38章 始まりの二人1 潤くん


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「いや、ホント大丈夫です。俺、丈夫なんで風邪なんて引きませんから」

何処までも遠慮するのを

「バカ、絶対風邪引くって。洗って乾燥機かけてやるから脱げよ」

と、無理やり襲い(?)
びしょ濡れになったジーンズとパンツを洗濯機に放り込む

それはいいんだけど、

「代わりにコレ履いてろ」

と 新品の下着とスウェットパンツを手渡すと

「松本君の履いたパンツ・・・」

と感動してるのはちょっとおかしくないか?


「いや、それまだ履いてないから。新品だから、そこに感動するな」
「じゃあ俺が先に履いたのを後から松本君が履くって事ですか?」

「・・・・・それお前にやる。返さなくていいからな」
「プレゼントしてくれるんですか?うわぁ・・・嬉しすぎる・・・」




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