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二人のキセキの物語 MN

第40章 始まりの二人3 潤くん


3-3

寒い、風邪引きそう、ってごねた結果
何とか部屋に入れてもらって
温かいコーヒーも出して貰えた


「ニノ、話があるからここ座って」

ソファーに座ってニノを手招きする

ちょっと離れて、床のラグの上に座ろうとしたニノを
無理やり引っ張って隣に座らせた

「わ・・っ、ちょ、潤くん」
「ここ、って言ってんだろ」

「わかった・・分かったから手離して・・」
「だめ、お前すぐ逃げるから」

「逃げないから・・」
「さっき逃げただろ」



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