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二人のキセキの物語 MN

第43章 始まりの二人6 ニノ



「あの・・・僕 そろそろ・・・」

時間なんで スミマセンと謝ると
内野さんは 笑って、そうだな、と言ってくれたけど
美味いビールだから残さない様に、と言われる


確かに 途中で残すのも失礼かな、と
内野さんの視線を受けながら
底に残った僅かな量をくいっと流しこんだけど

何だか苦味が増してる気がして
あれ、さっきまでもこんな味だったっけ・・・
なんて不思議に感じて固まった

やっぱ俺疲れてんのかな





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