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二人のキセキの物語 MN

第44章 始まりの二人7 潤くん



「ちょっ、・・スミマセン」

焦って靴を脱ぎ、寝室へ飛び込むと
そこには 信じられない光景が


ベッドの上、ニノは上半身を肌蹴られた状態で
壁際に蹲り
その脇に ベッドの上に片膝をついた男が
ニノの方に手を伸ばした姿勢のまま
こっちを振り返っている


それはどう見ても 無理やりの行為の途中で
カッと頭に血が上った俺は
ソイツの顔もロクに確かめず


「てめぇ、何してんだよっ!」


気が付いたら 
思いっっっ切り ソイツをぶん殴っていた




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