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二人のキセキの物語 MN

第51章 遠距離の二人3 カズ



「早くご飯食べないと仕事遅れちゃうよ?」

薄く開いた唇が近づいて来るのを手でストップして
キスの代わりに 箸を押し付ける


「ちぇ~、もう一回ヤリタイって思ったのに」
「え・・・///」

そんなハッキリ言われると
どんな態度取ったらいいのかわからなくなるよ

これって喜ぶとこ?
それともお兄さんとして窘めるとこ?

でも、俺が何て言おうか迷ってるうちに
潤の関心はもうご飯に注がれてて

「うはっ、美味そう」
「・・・簡単なもんばっかだけど」





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