テキストサイズ

二人のキセキの物語 MN

第52章 遠距離の二人4 潤



「松潤と二宮くんは 親友なんです」

大野さんの言葉に納得した様子のレポーター達は
話題的にも絵面的にも カズも入った方が得だと判断したんだろう
すぐさま3人一緒に取材をする事に決めたみたいで
当然のようにカズにも質問を始めた

「二宮さん、今日のスーツはどこでお求めになりましたか?」
「え・・・これ・・どこのかな。前に番組で作ってもらったモノなんです。
俺 スーツってこれしか持ってないし 
服にも興味がないから普通のでいいや、って思って」

「二宮くんらしいね」と笑う大野さんや
へぇ・・・と驚くレポーター達を尻目に
俺は何だか居心地が悪くなって来たのを感じる



ストーリーメニュー

TOPTOPへ