
淡くて痛い
第2章 告白
「俺、トーカの事が好きだった」
世界が変わったような気がした
嬉しくて立ち竦む部活終わりの駐輪場
言葉が出ない。
胸がきゅっとしまるのが分かる。
「こんな俺だけど」
早く、言って。
「付き合ってください。」
何かが弾けた音がした。
嬉しかった
中学校に上がって初めてできた好きな人
目の前にいる
確かに聞こえた「付き合って」の5文字
私は何も言うことが出来ず
顔を赤らめて頷いた。
「ありがとう」
「今日は、家まで送るよ」
私はそれをきいてハッとした
校門から出て、悠真は私と真反対を帰るのに
そんなの申し訳ない
「いや、大丈夫」
「うれしかったから。」
え?
「せめて、カッコつけさせて」
じゅうぶんカッコよかったよ……
「……うん、」
世界が変わったような気がした
嬉しくて立ち竦む部活終わりの駐輪場
言葉が出ない。
胸がきゅっとしまるのが分かる。
「こんな俺だけど」
早く、言って。
「付き合ってください。」
何かが弾けた音がした。
嬉しかった
中学校に上がって初めてできた好きな人
目の前にいる
確かに聞こえた「付き合って」の5文字
私は何も言うことが出来ず
顔を赤らめて頷いた。
「ありがとう」
「今日は、家まで送るよ」
私はそれをきいてハッとした
校門から出て、悠真は私と真反対を帰るのに
そんなの申し訳ない
「いや、大丈夫」
「うれしかったから。」
え?
「せめて、カッコつけさせて」
じゅうぶんカッコよかったよ……
「……うん、」
