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淡くて痛い

第3章 冬

ご飯を食べて私の家に着く。

玄関を開け、靴を脱ぎ、

階段をあがる。


ユーマもついてくるのがわかった。


私の部屋に入ったユーマは、

真っ先に私のベッドに潜り込む。

「さっむーーい!!」


私もつられてベッドに潜り込む。


「今日はピカイチで寒かったよな」


何気ない会話


何をしてても楽しい

話してるだけ


ただそばに居るだけで幸せ


本当に大好きな存在。


そんなことを思っていると


頬にやさしいキス


目が合って照れる。


「照れてる顔も可愛い」

思わず下を向いてしまう


「ねぇ、トーカ」


「ん?」


やさしいキス。

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